本問は、「法規」の「移転時記録事項」についての問題です。これまでに出題されたことのない論点です。余裕があれば、押さえておくべきですが、そうでないなら、まだ「捨て問」でよいかと思います。
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本問の難易度は、「難」です。
「複数の事業所について許可を受けている場合」の「事業所間の医薬品の移転」時の「記録」は…、
① 品名
② ロット番号(ロットを構成しない医薬品については製造番号又は製造記号)
③ 使用の期限
④ 数量
⑤ 移転先及び移転元の場所並びに移転の年月日
…のようになっています。
ひとまず上記リストを押えましょう。
補足事項です。
②の「ロット番号(ロットを構成しない医薬品については製造番号又は製造記号)」と③「使用の期限」は、一般用医薬品等についても、偽造医薬品の流通防止に向けた対策の観点から、併せて記載することが“望ましい”となっています。
んで上記①から⑤までの記録事項の書面は、「事業所ごとに、記載の日から3年間保存」となっています。
当該3年間保存は、出題実績があるので、押えておきましょう。
選択肢aの「移転先及び移転元の場所並びに移転の年月日」ですが、正しい記述です。
先のリストの「⑤ 移転先及び移転元の場所並びに移転の年月日」に該当します。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「医薬品の数量」ですが、正しい記述です。
先のリストの「④ 数量」に当たります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「医薬品の製造年月日」ですが、誤った記述です。
上記リストにはありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「医薬品のリスク区分」ですが、誤った記述です。
上記リストにはありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
57問:濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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