本問は、「人体」の「医薬品の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「眠気を催すことが知られている医薬品を通常の用法・用量で使用する場合には、乗物や危 険な機械類の運転操作に従事しないよう注意する必要はない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「乗物や危 険な機械類の運転操作に従事しないよう注意する必要はない」のところです。
常識的に、気を付けるべきでしょう。
また、「適正使用」の「運転操作しない」を思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「医薬品の副作用が原因で生じる無菌性髄膜炎は、全身性エリテマトーデスや関節リウマチ の基礎疾患がある人であっても、発症リスクが高くなることはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「発症リスクが高くなることはない」のところです。
発症リスクが高くなります。
手引きには…、
「(無菌性髄膜炎は、)医薬 品の副作用が原因の場合、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチ等の基礎 疾患がある人で発症リスクが高い」
…とあります。
症名のところは、ガチ暗記は無用ですが、押さえてはおきましょう。
よく出るところなので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「偽アルドステロン症は体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われ ることによって生じる病態で、低身長、低体重など体表面積が小さい者や高齢者で生じやす く、原因医薬品の長期服用後に初めて発症する場合もある」ですが、正しい記述です。
「偽アルドステロン症」の正しい記述です。
ド定番副作用なので、テキストを精読しておきましょう。
特に、「塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われる」は、定番中の定番です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「医薬品の使用が原因で血液中の白血球(好中球)が減少し、細菌やウイルスの感染に対す る抵抗力が弱くなり、悪寒や喉の痛み、口内炎等の症状を呈することがあるが、使用を続け ても重症化することはない。」ですが、誤った記述です。
「1 全身的に現れる副作用」の「5)病気等に対する抵抗力の低下等」からの出題です。
間違っているのは、「使用を続け ても重症化することはない」のところです。
手引きには…、
「進行すると重症の細菌感染を繰り返し、致命的となることもある。」
…とあります。
よって、重症化することもあります。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
こういうマイナーな記述も、正面から問われています。
副作用のところは、そのすべてを読み込んでおきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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