本問は、「人体」の「医薬品の副作用」の問題です。副作用の記述の最初の方にある「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の選択肢がありますが、常識的に判断できます。そのほかの選択肢も、基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感等 を生じることがあるため、医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況 に留意する必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。そうした方がいいに決まってますね。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「厚生労働省では「重篤副作用総合対策事業」の一環として、関係学会の専門家等の協力を 得て、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を作成し、公表しているが、一般用医薬品によ って発生する副作用は本マニュアルの対象となっていない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「一般用医薬品によ って発生する副作用は本マニュアルの対象となっていない」のところです。
一般用医薬品によって発生する副作用も含まれています。
手引きには…、
「本マニュアルが対象とする重篤 副作用疾患の中には、一般用医薬品によって発生する副作用も含まれており、医薬品の販売等に 従事する専門家は、購入者等への積極的な情報提供や相談対応に、本マニュアルを積極的に活用 することが望ましい。」
…とあります。
今後も出そうです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「医薬品による副作用の早期発見・早期対応のためには、医薬品の販売等に従事する専門家 が副作用の症状に関する十分な知識を身につけることが重要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
難しく考えないで、解答してください。そうした方がいいですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「医薬品医療機器等法第68条の10第2項の規定に基づき、医薬品の副作用等を知った場 合に、必要に応じて、その旨を厚生労働大臣に報告しなければならないとされている対象者 は薬剤師のみであり、今後は登録販売者も含まれることが期待されている。」ですが、誤った記述です。
んなーこたない、と突っ込む選択肢です。
間違っているのは、「対象者 は薬剤師のみであり、今後は登録販売者も含まれることが期待されている」のところです。
登録販売者も医薬関係者で、報告する必要があります。
「法規」で、副作用の報告について勉強するのも、報告対象者だからです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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