本問は、「医薬品」の「衛生害虫」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「ハエの防除の基本は、ウジの防除であり、防除法としては、通常、有機リン系殺虫成分が 配合された殺虫剤が用いられる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「ウジ・・・有機リン系殺虫成分」と押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「有機リン系殺虫成分」には、「ジクロルボス」などがあります。
選択肢2の「蚊は、水のある場所に産卵し、幼虫(ボウフラ)となって繁殖するが、ボウフラが成虫に ならなければ保健衛生上の有害性はない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「ボウフラが成虫にならなければ保健衛生上の有害性はないため、羽化するまでに防除を行 えばよい。」
…とあります。
こういう記述まで出るようになっているので、テキストは、遺漏なく目を通しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、孵 化する前であって も燻蒸処理を行うことは有効である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「孵 化する前であって も燻蒸処理を行うことは有効である」のところです。
手引きには…、
「燻 蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、 殺虫効果を示さない。」
「そのため3週間位後に、もう一度燻蒸処理を行い、孵化した幼虫を駆 除する必要がある。」
…とあります。
衛生害虫の中でも、ゴキブリは、特によく出ます。
精神衛生害虫の配偶者ともども、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「ノミによる保健衛生上の害としては、主に吸血されたときの痒 みであるが、ノミは、元来、 ペスト等の病原細菌を媒介する衛生害虫である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:3
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする