午前第11問‐愛知県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午前第11問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」(平成29年6月8日付け薬生安発 0608第1号厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長通知別添)では、おおよその目安 として、65歳以上を高齢者としている。」ですが、正しい記述です。

 「ろうご」でおなじみの高齢者は、「65歳以上」です。

 憶え方あります。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」を参考にしてください。

 なお、年号・年月日は、問われたことがないので、選択肢の「平成29年6月8日付け」ウンヌンに、神経質になる必要はありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「一般用医薬品の使用によって、基礎疾患の症状が悪化することはない」ですが、誤った記述です。

 「適正使用」の「使用しない 基礎疾患のある人」などの論点を思い出してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「添付文書や製品表示の文字は、高齢者でも読み取ることが容易であることから、情報提供 の際に特段の配慮は必要ない」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないと突っ込む選択肢です。

 手引きには…、

 「情報提供や相談対応において特段の配慮が必要となる」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「高齢者では、医薬品の飲み忘れを起こしやすい傾向があり、家族や周囲の人の理解や協力といった配慮が重要である」ですが、正しい記述です。

 その通りの記述です。テキストを確認しておきましょう。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:健康食品

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:セルフメディケーション

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:副作用

 7問:医薬品の不適正使用

 8問:医薬品の使用

 9問:医薬品と食品の相互作用

 10問:小児等

 11問:高齢者

 12問:プラセボ効果(偽薬効果)

 13問:妊婦等

 14問:一般用医薬品の対処範囲

 15問:一般用医薬品の品質

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド訴訟

 18問:スモン及びスモン訴訟

 19問:HIV訴訟

 20問:CJD訴訟

令和4年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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