53問‐新潟県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「中枢神経系及び末梢神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

53問‐中枢神経系及び末梢神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「通常、交感神経系と副交感神経系は、互いに拮抗して働く。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、活動しながら休む人はいないですね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 ちなみに、選択肢の言う「拮抗」とは、「勢力がほぼ等しく、互いに張り合うこと」を意味します。念のため。

選択肢b

 選択肢bの「延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある」ですが、正しい記述です。

 正しい記述です。「延髄」が「“”髄」によくよく変えられるので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「末梢神経系は、随意運動等を担う自律神経系と、生命や身体機能の維持のため無 意識に働いている機能を担う体性神経系に分類される。」ですが、誤った記述です。

 「逆」です。

 正しくは、「末梢神経系は、随意運動等を担う“体性神経系”と、生命や身体機能の維持のため無 意識に働いている機能を担う“自律神経系”に分類される」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、ノルアドレナリンの みである」ですが、誤った記述です。

 確かに、選択肢の言うように、「交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質は、ノルアドレナリン」です。

 しかし、例外があり、「ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出される」となっています。

 他県でも、よく出る論点なので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 41問:咽頭及び食道

 42問:小腸及び膵臓

 43問:大腸及び肛門

 44問:呼吸器系

 45問:循環器系

 46問:血液

 47問:脾臓及びリンパ系

 48問:泌尿器系

 49問:目

 50問:外皮系

 51問:骨格系

 52問:筋組織

 53問:中枢神経系及び末梢神経系

 54問:医薬品の代謝、排泄

 55問:医薬品の副作用

 56問:交感神経系

 57問:医薬品の剤形

 58問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 59問:消化器系に現れる副作用

 60問:泌尿器系に現れる副作用

令和3年度 新潟県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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