「鼻腔と口腔につながっており、咽頭は消化管と気道の両方に属する。」
「咽頭の後壁には扁桃(※1)があり、粘膜表面が凸凹している。」
「扁桃はリンパ組織(白血球の一種であるリンパ球が密集する組織)が集まってできていて、気道に侵入してくる細菌、ウイルス等に対する免疫反応が行われる。」
「俗に「扁桃腺」と呼ばれるが分泌腺ではなく、扁桃が正しい名称である。」
ざっと読んでおいて、頭に入れておけばいいでしょう。
当該「咽頭」ですが、まずは、ここが、「ひっかけ」多発地帯なことを、頭に入れてください。
本当によくよく、「咽頭」が「“喉頭”」に変えられます。
「愛媛県 R4 第23問」が最たる出題例です。
そのほかにも、たとえば、「“喉頭”の後壁には扁桃がある」などが、想定される「ひっかけ」問題です。
「咽頭」という文字に遭遇したら、読むスピードを落として、じっくりと読み進めてください。
次に、登録販売者試験によくある「逆」問題に、気を付けましょう。
出るとしたら、「咽頭の後壁には扁桃がある」のところです。
「後壁」が「“前”壁」に変えられそうです。意識して、押えておきましょう。
最後に、「咽頭は消化管と気道の両方に属する」も、要チェックです。
そこそこ出題実績があって、「関西広域連合 R1 第62問」や「三重県 R4 第64問」が参考になるかと思います。
「消化管」については、当方のブログの「消化管‐登録販売者の語呂合わせ」を、参考にしてください。
短い文章ながら、何気に出るところなので、何度も精読しておきましょう。
以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。
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