「2)呼吸器系」
「呼吸を行うための器官系で、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺からなる。」
「呼吸器系」の定義は、要チェックです。
「呼吸器系・・・鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺」
…は、できるだけ押さえておきましょう。
現在では、当該記述がそのまんま出るのが関の山です。
しかし、難化している昨今、「呼吸器系とは、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺」とか、「呼吸器系とは、鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支」といった出題の可能性もあります。両方とも、「×」です。
例題のように、一部の器官が“略されていても”、正誤の判断ができるようになっておきましょう。
憶えるコツですが、当然、皆さんには、呼吸器系の各器官があるはずです。1個1個の器官を手で押さえながら、(これが鼻腔、これが咽頭…)ってな感じで、実物で憶えていってください。
んでは、本文に戻ります。
「鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道を気道といい、そのうち、咽頭・喉頭までの部分を上気道、気管から気管支、肺までの部分を下気道という。」
「呼吸器は常時外気と接触する器官であり、様々な異物、病原物質の侵入経路となるため、幾つもの防御機構が備わっている。」
「気道」「上気道」「下気道」の定義も、要チェックです。個々の…、
「気道・・・鼻腔から気管支までの呼気及び吸気の通り道」
「上気道・・・咽頭・喉頭までの部分」
「下気道・・・気管から気管支、肺までの部分」
…は、ガチで押えておきましょう。
ヤヤコシイので受験生が苦手とするためか、出題実績多々あります。
参考:三重県 R5 午後第4問
ここも、突っ込んだ出題が予想されます。たとえば、「気道とは、鼻腔から“肺”までの…」 といった出題です。「×」ですね。
短い記述ながら、要暗記です。各器官が何と何で構成されているか、正確に押えましょう。憶えるだけの価値はあります。
以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。
通読用・・・「第1項 内臓器官 2)呼吸器系 全記述」
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