第9問‐山梨県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「医薬品の定義と範囲」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第9問‐医薬品の定義と範囲
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「日本薬局方に収められている物は、すべて医薬品である。」ですが、正しい記述です。
「すべて」という語句があるので、ムムムとなりがちですが、間違わないでください。
医薬品の定義ですが、手引きには…、
「一 日本薬局方に収められている物」
…とあります。
当該記述以外に、例外規定もないです。
よって、選択肢の言うように、「日本薬局方に収められている物は、すべて医薬品」となります。
本問は、数少ない「すべて」で正解となるところなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「日本薬局方に収載されている医薬品は、すべて医療用医薬品であり、一般用医薬品として販売されているものはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「すべて医療用医薬品であり、一般用医薬品として販売されているものはない。」のところです。
手引きには…、
「日局に収載されている医薬品の中には、一般用医薬品として販売されている、又は一般用医薬品の中に配合されているものも少なくない。」
…とあります。
「日本薬局方に収載されている医薬品」の中には、一般用医薬品もある、といった次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まあ、本問には、「すべて」という強い語句があるので、誤りと判断できるかと思います。
参考：「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者
選択肢c
選択肢cの「「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物で あつて、機械器具等でないもの（医薬部外品、化粧品及び再生医療等製品を除く。）」という医薬品の定義に該当するものとして、無承認無許可医薬品がある。」ですが、正しい記述です。
「無承認無許可医薬品」がなにゆえに「医薬品」扱いになるのかというと、「無承認無許可医薬品」を「医薬品」とすることで、薬機法で取り締まれるようにするためです。
法律っぽい理屈なので、？？？な人は、選択肢丸ごとを押えてください。深追いは無用です。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：3
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
法規
令和5年度 山梨県 科目別
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使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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