第5問は、「法規」の「毒薬及び劇薬」の問題です。小難しい選択肢が2つありますが、最終解答は、テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、判別できるかと思います。小難しい選択肢が解けなかった人は、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。
選択肢1の「毒薬を 20 歳未満の者に交付してはならない。」ですが、誤った記述です。
数字が間違っています。
間違っているのは、「 20 歳未満」のところです。
正しくは、「 14 歳未満」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「毒薬・劇薬の「14歳未満」と「かぎ」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」も、参考にしてください。
選択肢2の「劇薬は、それを収める直接の容器又は被包に、白地に赤枠、赤字をもって、当該 医薬品の品名及び「劇」の文字が記載されていなければならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
憶え方あります。「毒薬・劇薬の「法定表示」の整理とまとめ‐登録販売者 法規」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「毒薬とは、劇性が強いものとして厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を 聴いて指定する医薬品をいう。」ですが、誤った記述です。
ゆるい「ひっかけ」です。
間違っているのは、「劇性が強いもの」のところです。
正しくは、「毒性が強いもの」です。
選択肢のいう「劇性が強いもの」は、「劇物」です。
引っかかった人は、テキストを精読しておきましょう。
なお、「厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会」ウンヌンのところは、正しい記述です。ここも、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける 者から、他の者に販売又は譲渡しない旨の誓約書を提出させなければならない」ですが、誤った記述です。
テキストには、選択肢のような「他の者に販売又は譲渡しない旨の誓約書を提出させる」という規定はなかったはずです。
手引きには…、
「毒薬又は劇薬を、一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、」
「当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない」
…とあります。
書面を受け取らないといけないだけで、誓約書等は求められていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
当該論点については、「毒薬・劇薬の「譲渡手続」の整理+濫用の氏名・年齢」も、参考にしてください。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は…、
正解:2
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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