登録販売者山形県過去問＋解説令和6年度（2024年度）午後第3問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　令和6年度（2024年度）山形県登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「消化器系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

山形県午後第3問‐消化器系

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「唾液は、酸による歯の齲蝕を防いでいる」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　手引きには…、

　「唾液によって口腔内は pH がほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいる」

　…とあります。

　登録販売者試験では、酸性中性アルカリ性がよく変えられるので、意識して見ておきましょう。

　たとえば、「唾液によって口腔内は pH がほぼ“酸性”に保たれ」などと出ます。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「胃腺から分泌される胃酸には、トリプシノーゲンをタンパク質消化酵素にする作用がある」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「トリプシノーゲン」のところです。

　正しくは、「ペプシノーゲン」です。

　トリプシノーゲンは、膵臓の膵液に入ってるやつですね。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「膵液は、弱アルカリ性であり、胃で酸性となった内容物を中和している」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　これまた、中性酸性アルカリ性のところを、意識して見ておいてください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「胆汁に含まれている胆汁酸塩は、腸内に放出されると大部分は大腸で再吸収され肝臓に戻される」ですが、正しい記述です。

　いわゆる「腸肝循環」です。テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：2

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

人体

　午後16問：ショック（アナフィラキシー）

令和6年度山形県科目別

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　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（午後1～第20問）

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　・医薬品の適正使用と安全対策（午後41問～第60問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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