令和6年度(2024年度)山形県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「感覚器」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「外耳は側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道 からなる」ですが、正しい記述です。
「外耳」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている」ですが、正しい記述です。
これも、正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
耳鼻咽喉科っていいますもんね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「鼻腔上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)は、においに対する感覚が非常に 鋭敏であり、順応を起こしにくい」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「順応を起こしにくい」のところです。
正しくは、「順応を起こしやすい」です。
手引きには…、
「においに対する感覚は非常 に鋭敏であるが順応を起こしやすく、同じにおいを継続して嗅いでいると次第にそのにおい を感じなくなる。」
…とあります。
自分の体臭が気にならなくなる所以です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じる ことがある」ですが、正しい記述です。
よく出るようになった「副鼻腔」の正しい記述です。
手引きには…、
「副鼻腔に入った 埃等の粒子は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻腔内へ排出されるが、鼻腔と連絡する管は非常に狭いため、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じることがある」
…とあります。
当該副鼻腔は、出題率が上がってます。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする