登録販売者東京都過去問＋解説令和6年度（2024年度）第53問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「法規」の「医薬品の陳列及び配置」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

東京都第53問‐医薬品の陳列及び配置

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「薬局開設者が要指導医薬品を陳列するときは、必ず鍵をかけた陳列設備に陳列しなければならない。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「必ず鍵をかけた陳列設備に陳列しなければならない」のところです。

　まず、根本にあるのは、「要指導医薬品は、要指導医薬品陳列区画の内部の陳列設備に陳列しなければならない」です。

　しかし、例外があって…、

　「ⅰ）鍵をかけた陳列設備に陳列する場合」

　「ⅱ）要指導医薬品を購入しようとする者等が直接手の触れられない陳列設備に陳列する場合」

　…のときは、そうしなくていいのです。

　必ずしも、「鍵をかけた陳列設備に陳列」しなくてもいいです。他に、鍵がなくてもいい陳列方法があります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

　選択肢bの「店舗販売業者が第一類医薬品を陳列するときは、薬局等構造設備規則に規定する「情報提供を行うための設備」から１メートル以内の範囲に陳列しなければならない。」ですが、誤った記述です。

　ずっこける選択肢です。

　第一類医薬品の陳列に、こんな距離規定はないです。

　こういう数字規定があるのは、指定第二類医薬品です。

　参考：法規の数字

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「配置販売業者は、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品を混在させないように配置しなければならない。」ですが、正しい記述です。

　配置販売業者も、第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品を混在しないよう配置しなくてはいけません。

　まあ、混在したらダメですよねー。リスク区分の意味がなくなってしまいますね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

　選択肢dの「店舗販売業者は、医薬品を他の物と区別して貯蔵し、又は陳列しなければならない。」ですが、正しい記述です。

　そうした方がいいですよね。

　難しく考えないで、解答してください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「誤」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「正」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：5

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

法規

　57問：濫用等のおそれのある医薬品の販売時確認事項

　58問：広告

　59問：医薬品の販売方法

　60問：監督処分

令和6年度東京都科目別

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　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

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　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

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　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

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