27問‐東京都 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「感覚器官(目、鼻及び耳)」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

27問‐感覚器官(目、鼻及び耳)

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「視細胞には、色を識別する細胞と、わずかな光でも敏感に反応する細胞の二種類があり、後者が光を感じる反応にはビタミンAが不可欠である」ですが、正しい記述です。

 ビタミンAが不足すると、鳥目になります。押えておきましょう。

 参考:ビタミンA

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「鼻腔の粘膜に炎症を起こして腫れた状態を鼻炎といい、鼻汁過多や鼻閉(鼻づまり)などの症状を生じる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 花粉症(アレルギー性鼻炎)の人なら、鼻水がじるじる出ていたのに、いつしか、鼻づまりになった経験があるかと思います。

 体験からも、アプローチしてみてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「耳垢は、内耳にある耳垢腺や皮脂腺からの分泌物に、埃や内耳上皮の老廃物などが混じったものである」ですが、誤った記述です。

 物慣れた受験生なら、ピンと来るはずです。そう、いつもの「逆」問題です。

 間違っているのは、「内耳」のところです。

 正しくは、「外耳道」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し、感染が起こりやすい」ですが、正しい記述です。

 「子供の耳管・・・太短・水平」と、ガチ暗記です。

 よくよく「逆」問題で出ます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系・・・「ふつう」。

 22問:肝臓・・・「ふつう」。

 23問:小腸及び大腸・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 27問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 30問:副交感神経系・・・「ふつう」。

 31問:有効成分の吸収等・・・「ふつう」。

 32問:代謝、排泄・・・「ふつう」。

 33問:剤形・・・「ふつう」。

 34問:中毒性表皮壊死融解症(TEN)・・・「ふつう」。

 35問:肝機能障害及び偽アルドステロン症・・・「ふつう」。

 36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。

 38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。

 39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。

 40問:皮膚副作用・・・「ふつう」。

R2 東京都 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 東京都 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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