本問は、「人体」の「泌尿器系」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。」ですが、誤った記述です。
ド定番論点です。
間違っているのは、「副腎“皮”質」のところです。
「アドレナリンとノルアドレナリン」が産生されるのは、「副腎“髄”質」です。
昔から、「副腎皮質」と「副腎髄質」の入れ替え問題が多々見られるので、必ず、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「腎臓は、横隔膜の下、背骨の左右両側に位置する一対の空豆状の臓器で、内側中央部のくびれた部分に尿管、動脈、静脈、リンパ管等がつながっている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
各器官の定義は、シッカリ押えておきましょう。
「空豆状の臓器」は、しばしば出ます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「膀胱の出口にある膀胱括約筋が緩むと、同時に膀胱壁の排尿筋が収縮し、尿が尿道へと押し出される。」ですが、正しい記述です。
膀胱括約筋が緩んで、排尿筋が収縮して、おしっこ出る、です。
「ひっかけ」頻出地帯なので、おしっこのメカニズムを、今一度、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「腎臓には内分泌腺としての機能もあり、骨髄における赤血球の産生を促進するホルモンを分泌する」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
また、腎臓は、ホルモン分泌だけではなく、食品から摂取あるいは体内で生合成されたビタミンDを、活性型ビタミンDに転換する働きがあります。
当該活性型ビタミンDは、骨の形成や維持の作用を発揮する機能があります。
このあたりの「ビタミン」もよく出るので、押えておきましょう。
参考:登録販売者の人体のビタミン(ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA等)の憶え方とまとめ
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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