本問は、「医薬品」の「眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「眠気防止薬には、眠気を抑える成分として、チアミン塩化物塩酸塩が配合されて いる場合がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「眠気を抑える成分として」のところです。
正しくは、「眠気を抑える成分ではないが、眠気による倦怠感を和らげる補助成分として」です。
チアミン塩化物塩酸塩???となりそうですが、これは、「ビタミンB1」の別称です。
当該ビタミンB1は、眠気を抑える成分ではないです。
眠気防止薬のビタミン成分ですが、「眠気による倦怠感を和らげる補助成分」います。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、補助的なビタミン成分は、「医薬品 その他系のビタミン成分 」にまとめています。一読願います。
選択肢bの「カフェインは、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の 減少をもたらす。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。「逆」ですね。
「カフェイン」ですが、「腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分) の再吸収“抑制”があり、尿量の“増加”(利尿)をもたらす」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「かぜ薬やアレルギー用薬を使用したことによる眠気を抑えるために、眠気防止薬 を使用するのは適切ではない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために眠気防止薬を 使用するのは適切ではない。」
「眠気が生じると不都合なときには、眠気を催す成分を含まない医 薬品が選択されるべきであり、また、それらの医薬品には配合成分としてカフェインが含まれ ている場合が多いため、重複摂取を避ける観点からも併用を避ける必要がある」
…とあります。
「使用上の注意」は、よくよく出るようになった論点です。遺漏なく、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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