本問は、「適正使用」の「救済給付」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「医療手当の給付は、請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から10年以内 に請求を行う必要がある。」ですが、誤った記述です。
「医療手当」は、「請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
救済制度のうち、最も問われるのは、「請求期限がないもの」です。
これに該当するのは、「障害系」で…、
「障害年金」と「障害児養育年金」が該当します。
手引きにはその理由が記載されていませんが、「障害」というのは、いつ発症するかわからないため、「請求期限なし」としているように思われます。
他の救済制度の請求期限は、以下の通りです。
「医療費」は、「費用の支払いが行われたときから5年以内」です。
「医療手当」は、「請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内」です。
「遺族年金」は、「死亡のときから5年以内」です。
「遺族一時金」も、「死亡のときから5年以内」です。
「葬祭料」も、「死亡のときから5年以内」です。
まずもって、数字ですが、ざっくりと「き・ゆ・う・さ・いの5年」と憶えるといいでしょう。
数字を憶えるだけで、そこそこ点が取れるはずです。
選択肢2の「障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を 養育する人に対して給付されるものである。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「20歳未満の人」のところです。
正しくは、「18歳未満の人」です。
数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「葬祭料の給付は、請求期限がない。」ですが、誤った記述です。
先の解説にある通り、「葬祭料」は、「死亡のときから5年以内」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「遺族年金の給付は、請求期限がある」ですが、正しい記述です。
先の解説にある通り、「遺族年金」は、「死亡のときから5年以内」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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