午前第9問‐静岡県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品と食品の相互作用」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午前第9問‐医薬品と食品の相互作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の相互作用とは、複数の医薬品を併用した場合に、医薬品の作用が増強することを いい、作用が減弱する場合には、相互作用とはいわない。」ですが、誤った記述です。

 「減弱」の場合も、相互作用とみなされます。

 「相互作用」ですが、手引きには、「医薬品の作用が増 強したり、減弱したりすることを相互作用という」とあります。

 テキストを確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在する場合があり、それらを含む医薬品と食品を一 緒に服用すると過剰摂取となるものがある」ですが、正しい記述です。

 たとえば、「カンゾウ」ですが、甘味料としてお菓子に使われていることがあります。

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 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「外用薬は、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある」ですが、正しい記述です。

 外用薬も、食品の影響を受ける可能性があります。

 テキストを確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品の相互作用は、医薬品が吸収される過程で起こることはあるが、排泄される過程で 起こることはない。」ですが、誤った記述です。

 「排泄される過程」でも、相互作用が起きます。

 手引きには…、

 「相互作用には、医薬品が吸収、分布、代謝(体内で化学的に変化すること)又は排泄される過程で起こるものと、」

 「医薬品が薬理作用をもたらす部位において起こるものがある。」

 …とあります。

 テキストを確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:健康食品

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:セルフメディケーション

 5問:アレルギー(過敏反応)

 6問:副作用

 7問:医薬品の不適正使用

 8問:医薬品の使用

 9問:医薬品と食品の相互作用

 10問:小児等

 11問:高齢者

 12問:プラセボ効果(偽薬効果)

 13問:妊婦等

 14問:一般用医薬品の対処範囲

 15問:一般用医薬品の品質

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド訴訟

 18問:スモン及びスモン訴訟

 19問:HIV訴訟

 20問:CJD訴訟

令和4年度 静岡県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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