本問は、「人体」の「肝臓」の出題です。1つだけ軽い「ひっかけ」問題がありますが、他の選択肢が基礎レベルなので、最終解答には影響しません。過去問に出たことは、甘く見てはいけないのでチェックしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグリコーゲンとして蓄えられる。」ですが、正しい記述です。
「ブドウ糖」と「グリコーゲン」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「肝臓は、消化管等から吸収された、又は体内で生成した、滞留すると生体に有害な物質を、肝細 胞内の酵素系の働きで代謝して無毒化し、又は体外に排出されやすい形にする」ですが、正しい記述です。
いわゆる肝臓の機能の「生体に有害な物質の無毒化・代謝」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「消化管から吸収されたアルコールは、肝臓へ運ばれ、一度ホルムアルデヒドに代謝されたのち、 さらに代謝されて酢酸になる。」ですが、誤った記述です。
軽い「ひっかけ」問題です。
間違っているのは、「ホルムアルデヒド」のところです。
正しくは、「アセトアルデヒド」です。
「ホルムアルデヒド」は、シックハウス症候群の原因でしたね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、当該ホルムアルデヒドは、手引きには出てこないので、憶える必要は一切ありません。(そもそも医薬品等に関係ない語句ですね。)
また、カタカナ語句については、「アセトアルデヒド(肝臓)」も、参考にしてください。
選択肢エの「肝機能障害を起こすと、ビリルビンが循環血液中に滞留して、黄 疸を生じる。」ですが、正しい記述です。
「黄疸」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
「ビリルビン」については、「ヘモグロビン・ビリルビン(肝臓)」も、参考にしてください。
なお、他県にて、「循環“血液”中」のところが「胆汁」や「膵液」などに変えられていました。
つまりは、「ビリルビンが“胆汁”中に滞留」とか「ビリルビンが“膵液”中に滞留」といった塩梅です。注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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