本問は、「人体」の「皮膚に現れる医薬品の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「化学物質や金属等に皮膚が反応して現れるかぶれ症状は、外用薬の副作用として生じる場合がある。」ですが、正しい記述です。
選択肢そのまんまですが、手引きには…、
「「かぶれ」と呼ばれる日常的に経験する症状であるが、外用薬の副作用で生じることもある」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「薬疹は医薬品の使用後1~2週間で起きることが多く、長期使用後に現れることはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「長期使用後に現れることはない」のところです。
正しくは、「長期使用後に現れることもある」です。
数字の「使用後1~2週間」は、しばしば問われます。押えておきましょう。
「副作用の数字2」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢ウの「かぶれ症状は、紫外線に 曝されて初めて起こる場合もあるが、貼付剤を剥がした後にかぶれ症状 が現れることはない。」ですが、誤った記述です。
いわゆる「光線過敏症」ですが、「貼付剤の場合は剥がした後でも発症することがある」となっています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「薬疹を経験したことがある人が、再度薬疹の原因となった同種の医薬品を使用すると、ショッ ク、中毒性表皮壊死融解症等の重篤なアレルギー反応を生じるおそれがあるので、同種の医薬品の 使用を避けなければならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「多くの場合、原因となる医薬品の使用を中止すれば、症状は次第に寛解する。」
「ただし、以前、薬疹を経験したことがある人が再度同種の医薬品を使用すると、ショック(アナフィラ キシー)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症等のより重篤なアレルギー反応を生じる おそれがあるので、同種の医薬品の使用を避けなければならない」
…とあります。
こういう記述も問われるようになっているので、テキストは遺漏なく精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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