登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）第87問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「殺菌消毒成分」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。

大分県第87問‐殺菌消毒成分

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢ア

　選択肢アの「オキシドールの殺菌消毒作用には持続性があり、組織への浸透性が高い。」ですが、誤った記述です。

　登録販売者試験によくある「逆」の問題です。

　間違っているのは、「持続性があり、組織への浸透性が高い。」のところです。

　「オキシドール」ですが、「作用の“持続性は乏しく”、また、組織への“浸透性も低い”」です。

　テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢イ

　選択肢イの「ヨードチンキは、皮膚への刺激性が強く、粘膜や目の周りへの使用は避ける必要がある」ですが、正しい記述です。

　「ヨードチンキ」の正しい記述です。

　こういうとアレですが、粘膜や目の周りといったデリケートなところに“使ってよいもの”は、ほとんどないですね。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

　選択肢ウの「クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない」ですが、正しい記述です。

　「クロルヘキシジングルコン酸塩」の正しい記述です。

　何に効いて何に効かないかは、殺菌消毒成分のド定番論点なので、意識して押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢エ

　選択肢エの「ベンザルコニウム塩化物は、石けんとの混合によって殺菌消毒効果が高くなる」ですが、誤った記述です。

　「ベンザルコニウム塩化物」の定番論点です。

　手引きには…、

　「いずれも石けんとの混合によって殺菌消毒効果が低下するので、」

　「石けんで洗浄した後に使用する場合には、石けんを十分に洗い流す必要がある。」

　…とあります。

　定番論点です。ガチで押えておきましょう。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「ア」は「誤」です。

　「イ」は「正」です。

　「ウ」は「正」です。

　「エ」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：4

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）医薬品

　76問：心臓などの器官や血液に作用する薬

登録販売者大分県過去問＋解説令和5年度（2023年度）科目別

　・登録販売者大分県令和5年度インデックス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・薬事に関する法規と制度（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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