第31問‐岡山県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「中枢神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第31問‐中枢神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「脳において、血液の循環量は心拍出量の約 15%、酸素の消費量は全身の約 20%、ブ ドウ糖の消費量は全身の約 25%と多い。」ですが、正しい記述です。

 正しい数字です。

 憶え方あります。「「人体」の血液の循環量15%、酸素の消費量20%、ブドウ糖の消費量約25%の憶え方」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児では、血液脳関門が未発達であるため、循環血液中に移行した医薬品の成分が脳 の組織に達しやすい」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「延髄には、心拍数を調節する心臓中枢、呼吸を調節する呼吸中枢等がある」ですが、正しい記述です。

 「延髄」の正しい記述です。

 なお、「ひっかけ」で、「延髄」が「“”髄」に変えられるので、注意してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「脊髄は、脳と末梢の間で刺激を伝えており、末梢からの刺激に対して常に脳を介して刺激を返している。」ですが、誤った記述です。

 いわゆる、「脊髄反射」です。

 間違っているのは、「常に脳を介して刺激を返している」のところです。

 正しくは、「脳を介さずに刺激を返す場合がある」です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:胆嚢・肝臓

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:血液

 26問:目

 27問:耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系

 30問:筋組織

 31問:中枢神経系

 32問:交感神経系

 33問:医薬品の吸収

 34問:医薬品の代謝及び排泄

 35問:剤形

 36問:肝機能障害

 37問:偽アルドステロン症

 38問:呼吸器系副作用

 39問:泌尿器系副作用

 40問:皮膚に現れる医薬品の副作用

令和4年度 岡山県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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