6問‐岡山県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「アレルギー(過敏反応)」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

6問‐アレルギー(過敏反応)

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであるが、医薬品の有効成分によって引き起こされることはない。」ですが、誤った記述です。

 医薬品の有効成分でも、アレルギーは生じます。

 参考:適正使用対策‐アレルギー症状

 参考:適正使用対策‐アレルギーの既往歴

 まあ、国語的にも、間違ってますね。前半で「一般的にあらゆる物質によって起こり得る」と言っているのに、後半で「医薬品には起きない」と述べるのは、矛盾してます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがあるため、それら に対するアレルギーがある人では使用を避けなければならない場合がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、選択肢の鶏卵や牛乳等のアレルギーについては、「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ‐登録販売者」に述べています。参考にしてください。

選択肢c

 選択肢cの「アレルギーには体質的・遺伝的な要素があり、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には、注意が必要である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「アレルギーにおいては過剰に組織に刺激を与える場合が多く、引き起こされた炎症自体が過度に苦痛を与えることになる。」ですが、正しい記述です。

 たとえば、「花粉症」で言うと、「引き起こされた炎症」には、眼の痒みが該当します。苦痛です!

 選択肢の記述は、テキストにも載っていますが、実体験から、選択肢にアプローチしてみてください。確信を持って判別できるはずです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品の本質2

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:医薬品の副作用

 6問:アレルギー(過敏反応)

 7問:医薬品の不適切使用

 8問:医薬品の相互作用

 9問:小児等

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:プラセボ効果

 13問:医薬品の品質

 14問:一般用医薬品の役割

 15問:医薬品の選択

 16問:販売時コミュニケーション

 17問:サリドマイド訴訟

 18問:スモン

 19問:HIV訴訟

 20問:CJD訴訟

令和2年度 岡山県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする