登録販売者 新潟県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第114問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「副作用報告」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

新潟県 第114問‐副作用報告

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品との因果関係が明確でなければ報告の対象とならない 。」ですが、誤った記述です。

 定番論点です。

 手引きには…、

 「医薬品との因果関係が必ずしも明確でない場合であっても報告の対象となり得る」

 …とあります。

 迅速な対処を確保するためかと思われます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「令和3年4月から、ウェブサイトに直接入力することによる電子的な報告が可能となった 。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、年号・年月日は、問われたことがないので、「令和3年4月」に神経質になる必要はありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「安全対策上必要があると認めるときは、医薬品の過量使用や誤用等によるものと 思われる健康被害についても報告する必要がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 そうした方がいいですね。難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「報告にあたっては、報告様式の記入欄すべてに記入がなされる必要がある 。」ですが、誤った記述です。

 これまた、定番論点です。

 迅速な報告を確保するためでしょう、報告書のすべてに記入する必要はないです

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書の使用上の注意

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:してはいけない

 104問:使用しない‐透析療法

 105問:相談すること‐基礎疾患

 106問:使用しない‐15歳未満の小児

 107問:相談すること‐かぜ薬

 108問:剤形

 109問:一般用医薬品の製品表示

 110問:添付文書情報

 111問:総合機構ホームページ

 112問:適正使用情報

 113問:副作用報告書の様式

 114問:副作用報告

 115問:製造販売業者の副作用等報告

 116問:救済制度の救済給付

 117問:救済制度の支給範囲

 118問:医薬品PLセンター

 119問:安全対策

 120問:啓発活動

令和6年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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