本問は、「法規」の「店舗販売業」の問題です。選択肢bが猛烈に難しいですが、これが解けなくても、他の選択肢の正誤で最終解答を導けます。得点できるはずですが、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「第一類医薬品は、薬剤師又は登録販売者により販売又は授与させなければならな い。」ですが、誤った記述です。
基本問題です。
登録販売者は、第一類医薬品を扱えません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「配置販売業において、登録販売者として業務に従事した期間が、過去5年間のう ち通算して2年以上(従事期間が月単位で計算して、1か月に 80 時間以上従事した 月が 24 月以上)ある者は、第二類医薬品又は第三類医薬品を販売する店舗販売業の 店舗管理者になることができる。」ですが、正しい記述です。
小難しい選択肢です。
要は、配置販売業で経験を積んだ人は、店舗販売業の店舗管理者になれるかどうかが問われています。
答えから言うと、なれます。
手引きには…、
「この登録販売者は、薬局、店舗販売業又は配置販売業において、」
「① 一般従事者(略)として薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に実務に従事した期間」
「② 登録販売者として業務(店舗管理者又は区域管理者としての業務を含む。)に従事した期間」
「が、過去5年間のうち通算して2年以上(従事期間が月単位で計算して、1か月に80時間以上従事した月が24月以上、又は、従事期間が通算して2年以上あり、」
「かつ、過去5年間において合計1,920時間以上)ある」
…となっています。
実務経験は、太線部分にあるように、「薬局、店舗販売業又は配置販売業において」とあるので、配置販売業の経験は、カウントされます。
よって、選択肢は、「正」となります。
小難しいですが、解けるようにはなっておきましょう。該当のテキストの記述に当たっておきましょう。
また、登録販売者の実務経験は、令和5年度の改正事項です。今後も出そうなので、気になる人は「登録販売者 令和5年度改正」を、チェックしてください。
選択肢cの「薬剤師が店舗管理者である場合、医療用医薬品の販売又は授与が認められている。」ですが、誤った記述です。
「はったり」問題です。
店舗販売業が扱うのは、要指導医薬品又は一般用医薬品です。
薬剤師が店舗管理者なら、医療用医薬品が売れるといった記述は、テキストになかったはずです。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「店舗管理者は、その店舗の所在地の都道府県知事(その店舗の所在地が保健所を 設置する市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)の許可を受け た場合を除き、その店舗以外の場所で、業として店舗の管理その他薬事に関する実 務に従事する者であってはならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
店舗管理者は、基本的に、専属ですが、選択肢の言うように、知事(許認可権者)の「許可」があれば、他の店舗も管理できます。
よく出る規定なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:4
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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