本問は、「医薬品」の「痔疾用薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「痔瘻は、肛門内部に存在する肛門腺窩に糞便の滓が溜まって炎症・化膿を生じた状態である。」ですが、正しい記述です。
「痔瘻」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
また、痔瘻は、痔の中でも最も手ごわいので、ならないよう、気を付けましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「カルバゾクロムは、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがあるとされ、 止血効果を期待して、内用痔疾用薬に配合される。」ですが、正しい記述です。
「止血成分」の「カルバゾクロム」の正しい記述です。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「内用痔疾用薬に配合されている。」のところは、チェックしておきましょう。
痔の薬ですが、「外用痔疾用薬」と「内用痔疾用薬」の別について、問われる可能性があります。
「外用薬」と「内用薬」の成分の違いが、「福岡県 R2 第91問:歯痛薬及び歯槽膿漏薬」で、正面から問われたのです。
本問の場合だと、「カルバゾクロムは、“外用”痔疾用薬に配合される。」と出題されていた可能性を否定できないのです。
テキストの精読の際は、何が内用痔疾用薬で、何が外用痔疾用薬なのか、意識して押えましょう。
選択肢cの「局所への穏やかな刺激によって痒みを抑える効果を期待して、熱感刺激を生じさ せるカンフルが配合される場合がある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「熱感刺激」のところです。
「カンフル」ですが、「冷感刺激成分」です。
熱いか冷たいかは、「痔の薬」の定番論点なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「痔核は、肛門に存在する細かい血管群が部分的に拡張し、肛門内にいぼ状の腫れが生じたものである」ですが、正しい記述です。
「痔核」の正しい記述です。
お友達の「裂肛」ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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