令和4年度(2022年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「基本知識」の「健康食品」の問題です。難しいところはありません。テキストを精読していれば、おおむね解ける選択肢ばかりです。問題文をよく読んで、常識的に考えれば解ける問題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「健康増進や維持の助けになることが期待されるいわゆる「健康食品」は、あくまで 食品であり、医薬品とは法律上区別される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「「栄養機能食品」は、身体の健全な成長や発達、健康維持に必要な栄養成分(ビタ ミン、ミネラルなど)の補給を目的としたもので、国が定めた規格基準に適合したも のであれば、その栄養成分の健康機能を表示できる」ですが、正しい記述です。
本問も、そのとおりの記述です。
キーワードの「“栄養”成分の健康“機能”を表示」で、判断してください。
なお、当該「栄養機能食品」ですが、「基本知識」だけでなく、「法規」でも出ます。
両方で出るので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「「特定保健用食品」は、事業者の責任で科学的根拠をもとに疾病に罹患していない者の健康維持及び増進に役立つ機能を商品のパッケージに表示するものとして国に届 出された商品であるが、国の個別の許可を 受けたものではない」ですが、誤った記述です。
全然違います。
「特定保健用食品」、いわゆる「トクホ」ですが、「個別に“特定”の“保健機能”を示す有効性や安全性などに関する国の“審査”を受 け、“許可”されたもの」です。
「法規」でも実によく出る論点です。ガチで押えておきましょう。
お手持ちのトクホ商品で、チェックしておきましょう。
amazon参考:特定保健用食品
また、キーワードの「疾病に罹患していない者」も、チェックしておきましょう。
他県では、「疾病に“罹患している者”を対象」ウンヌンと、出題されています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「いわゆる健康食品は、医薬品との相互作用で薬物治療の妨げになることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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