本問は、「適正使用」の「啓発活動」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「青少年では、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分ではなく、好奇心 から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがあるため、小中学生のうちから の啓発は望ましくない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「小中学生のうちから の啓発は望ましくない」のところです。
啓発活動は、小中学生から行われています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものばかりでなく、 一般用医薬品によっても生じ得る」ですが、正しい記述です。
一般用医薬品でも、依存性のあるものがあります。
「濫用のおそれのある医薬品」の論点を思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「薬物乱用は、乱用者自身の健康を害するが、社会的な弊害を生じるおそれはない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「社会的な弊害を生じるおそれはない」のところです。
手引きには…、
「乱用者自身の健康を害するだけでなく、社 会的な弊害を生じるおそれが大きい」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「登録販売者は、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進 のため、啓発活動に積極的に参加、協力することが期待される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
まあ、登録販売者も、参加した方がいいですよね。不参加の理由がないですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
当該年度の過去問は、以上です。お疲れ様でした!!
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