6問‐高知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「小児」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

6問‐小児

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「 医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として、乳児は1歳未満、幼児は5歳未満の年齢区分が用いられている。」ですが、誤った記述です。

 幼児は、「7歳未満」です。

 参考:高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方

 数字は、常に狙われています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。」ですが、誤った記述です。

 「逆」の問題です。

 「腸が“長く”」で「相対的に“高い”」です。

 本当によく出るところなので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であり、医薬品の成分の代謝・排泄に時間を要しない。」ですが、誤った記述です。

 ずっこける選択肢です。

 手引きには、「肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある。」とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「医薬品によっては、形状等が小児向けに作られていないため、小児に対して使用しないことなどの注意を促している場合があるほか、5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:医薬品の副作用

 5問:アレルギー

 6問:小児

 7問:医薬品の相互作用

 8問:高齢者

 9問:医薬品の品質

 10問:一般用医薬品の定義

 11問:治療者と医薬品

 12問:販売時コミュニケーション

 13問:妊婦等

 14問:サリドマイド訴訟

 15問:一般用医薬品の役割

 16問:HIV訴訟

 17問:HIV訴訟2

 18問:CJD訴訟

 19問:プラセボ効果

 20問:セルフメディケーション

令和2年度 高知県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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