本問は、「法規」の「店舗販売業」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。よく出る論点なので、押えておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「店舗販売業者は、第三類医薬品を陳列する場合、薬局等構造設備規則に規定する「情報提供を 行うための設備」から7メートル以内の範囲に陳列しなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「第三類医薬品」のところです。
正しくは、「指定第二類医薬品」です。
選択肢の数字は、超絶定番数字です。
ガチ暗記してください。「法規の数字」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「第一類医薬品の販売等をする店舗において、薬剤師を店舗管理者とすることができない場合、 過去5年間のうち、登録販売者として業務に従事した期間が通算して2年以上(過去5年間にお いて合計1,920時間以上)ある登録販売者は、その店舗の店舗管理者になることができる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「2年以上(過去5年間にお いて合計1,920時間以上)」のところです。
正しくは、「3年以上(従事期間が月単位で計算して、1か月に80時間以上従事した月が36月以上、又 は、従事期間が通算して3年以上あり、かつ、過去5年間において合計2,880時間以上)」です。
ざっくり言うと、「3年以上(80時間×36月の2,880時間以上)」です。
選択肢の2年以上(1,920時間以上)は、「第二類医薬品又は第三類医薬品を販売し、授与する店舗」の店舗管理者の規定です。
改正のあったところです。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「薬剤師が従事している店舗販売業の店舗においては、調剤を行うことができる。」ですが、誤った記述です。
調剤ができるのは、薬局のみです。店舗販売業では、不可です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「店舗販売業者は、その店舗に薬剤師が従事している場合であっても、要指導医薬品を販売する ことはできない。」ですが、誤った記述です。
店舗販売業者は、要指導医薬品を扱えます。
そして、薬剤師がおれば、指導等が行えます。
よって、販売可能です。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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