本問は、「人体」の「循環器系」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「血漿中のアルブミンは、免疫反応において、体内に侵入した細菌やウイルス等の異物を特異的に認識する抗体としての役割を担う」ですが、誤った記述です。
選択肢の説明は、「グロブリン」のものです。
「アルブミン」は、「血液の浸透圧を保持する働きがあるほか、ホルモンや医薬品の成分等と複合体を形成して、それらが血液によって運ばれるときに代謝や排泄を受けにくくする」性質があります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「血管壁にかかる圧力(血圧)は、通常、上腕部の静脈で測定され、心臓が収縮したときの血圧を最大血圧という」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「静脈」のところです。
正しくは、「動脈」です。
後半の「最大血圧」の説明は、正しいです。んで、弛緩したときの血圧が「最小血圧」です。
併せて、憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「消化管壁を通っている毛細血管の大部分は、門脈と呼ばれる血管に集まって肝臓に入る」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
当該論点は、「ひっかけ」で出そうな文言が多いです。
たとえば、「肝臓」が腎臓、膵臓、脾臓などに、「門脈」が動脈、静脈、リンパ管などに変えられる公算が大です。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「脾臓の主な働きは、脾臓内を流れる血液から古くなった赤血球を濾し取って処理することである」ですが、正しい記述です。
各臓器の基本的な機能は、必ず押えておきましょう。
また、本問も、「ひっかけ」で、「脾臓」が膵臓やらに変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系・・・「ふつう」。
22問:肝臓・・・「ふつう」。
23問:小腸及び大腸・・・「ふつう」。
24問:呼吸器系・・・「ふつう」。
25問:循環器系・・・「ふつう」。
26問:泌尿器系・・・「ふつう」。
27問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。
28問:外皮系・・・「ふつう」。
29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
30問:副交感神経系・・・「ふつう」。
31問:有効成分の吸収等・・・「ふつう」。
32問:代謝、排泄・・・「ふつう」。
33問:剤形・・・「ふつう」。
34問:中毒性表皮壊死融解症(TEN)・・・「ふつう」。
35問:肝機能障害及び偽アルドステロン症・・・「ふつう」。
36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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