本問は、「人体」の「精神神経系に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「眠気を催すことが知られている医薬品を使用した後は、乗り物や危険な機械類の運転操作に 従事しないよう十分注意することが必要である」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「適正使用」の「運転操作しない」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「精神神経症状は、医薬品の不適正な使用がなされた場合に発生する副作用であり、一般用医 薬品においては、通常の用法・用量で発生することはない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「通常の用法・用量で発生することはない」のところです。
手引きには…、
「精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用が なされた場合に限らず、通常の用法・用量でも発生することがある。」
…とあります。
副作用の記述は、すべて、見ておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「多くの場合、無菌性髄膜炎の発症は急性で、首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐きけ・ 嘔吐、意識混濁等の症状が現れる」ですが、正しい記述です。
「無菌性髄膜炎」の正しい記述です。
キーワードの「急性」、「首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛」は、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感、不安定感等の症状が現れた場 合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対 応が必要である」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「3)その他」からの出題です。
手引きには…、
「心臓や血管に作用する医薬品により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたよう な感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。」
「これらの症状が現れた場合 は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、症状によっては医師の診療を受けるなどの対応が 必要である。」
「このほか、医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、倦怠感や虚 脱感等を生じることがある。」
「医薬品の販売等に従事する専門家は、販売する医薬品の使用状況に も留意する必要がある。」
…とあります。
副作用の記述は、すべて見ておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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