第105問‐鹿児島県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「化粧品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第105問‐化粧品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「化粧品とは、人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするものである。」ですが、誤った記述です。

 全く違います。

 手引きには…、

 「人の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人の身体の構造若しくは機能に影 響を及ぼすことを目的とするものは化粧品に含まれない

 …とあります。

 「人の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことを目的とするもの」は、ズバリ「医薬品」ですよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「化粧品を業として販売する場合には、販売業の許可が必要である。」ですが、誤った記述です。

 化粧品の販売には、許可は無用です。よって、コンビニなどでも売られています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「化粧品は、医薬品的な効能効果を表示・標榜することが認められている」ですが、誤った記述です。

 化粧品ですが、「医薬品的な効能効果を表示・標榜することは一切認められていない。」とあります。

 “一切”という強い語句があるので、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「化粧品の成分本質(原材料)については、用途を問わず医薬品の成分を配合することは認められ ていない。」ですが、誤った記述です。

 手引きには…、

 「化粧品の成分本質(原材料)についても、原則として医薬品の成分を配合してはならないこと とされており、配合が認められる場合にあっても、添加物として使用されているなど、薬理作用 が期待できない量以下に制限されている」

 …とあります。

 よって、微量ですが、添加物等で、医薬品の成分が化粧品に入っていることがあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「ア」は「誤」です。

 「イ」は「誤」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 誤解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 101問:医薬品医療機器等法

 102問:日本薬局方

 103問:毒薬・劇薬

 104問:相談応需

 105問:化粧品

 106問:食品

 107問:特定保健用食

 108問:栄養機能表示

 109問:医薬品の販売

 110問:登録販売者

 111問:医薬品の購入時の書面記載事項

 112問:濫用等のおそれのある医薬品

 113問:特定販売

 114問:販売広告

 115問:監督処分

 116問:劇薬譲渡時の書面記載事項

 117問:生物由来製品

 118問:容器外箱記載事項

 119問:配置販売業

 120問:薬局の掲示事項

令和4年度 鹿児島県 科目別

 ・令和4年度 鹿児島県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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