74問‐福島県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「全身的に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
74問‐全身的に現れる副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「アナフィラキシーは、生体の異物に対する遅延型アレルギー反応の一種である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「遅延型」のところです。
正しくは、「即時型」です。
副作用は、細かいところまで、出題されています。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「偽アルドステロン症は複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起 きることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
おかきなどには、甘味料の「カンゾウ」がしばしば含まれています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「人体の副作用として現れる皮膚粘膜眼症候群は、発症機序が判明しており、発症 の予測が可能である」ですが、誤った記述です。
仮に、「発症機序が判明しており、発症の予測が可能である」のなら、特別に注意すべき副作用ではなくなりますね。
また、そうなら、テキストにはその旨なり対処法が書かれている“はず”です。
しかし、テキストには、それらに関する記述は『ない』ので、選択肢が「誤り」だとわかります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「ステロイド性抗炎症薬により、細菌やウイルスの感染に対する抵抗力が弱くなり、 易感染性をもたらすことがある」ですが、正しい記述です。
「医薬品」でも、よく出る論点です。
テキストで確認しておきましょう。
参考：デキサメタゾン
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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令和3年度 福島県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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