本問は、「基本知識」の「医薬品や食品の相互作用」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「外用薬は局所的に作用するので、食品との相互作用は考慮しなくてよい。」ですが、誤った記述です。
外用薬でも、食品によって影響を受ける可能性があります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「腸管内の寄生虫に駆虫薬を用いる場合、ヒマシ油を併用して効果を高める」ですが、誤った記述です。
「適正使用」っぽい問題です。
選択肢の内容は、やっちゃいけないことです。
駆虫薬とヒマシ油の併用は、「駆虫成分が腸管内にとどまらず吸収されやすくなるため」のため、「本剤を使用している間は、次の医薬品を使用しないこと」となっています。
「小腸刺激性瀉下成分:ヒマシ油」や「使用しない:特徴系+その他【語呂あり】」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「酒類(アルコール)の慢性的な摂取は、医薬品の吸収や代謝に影響を与えることがあり、例えばアセトアミノフェンは代謝されにくくなる。」ですが、誤った記述です。
よく出るところです。
お酒を飲む人は、肝臓が鍛えられており、代謝がよくなって、薬が効き難くなります。
テキストで確認しておきましょう。
また、他県で、当該アルコールの飲み合わせの問題で、「アセトアミノフェン」が、ガチで問われたことがあります。
「アルコール・・・アセトアミノフェン」と、コンビで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「カフェインなどの医薬品の成分と同じ物質を含有する食品と、それらの成分を含む医薬品とを一緒に服用すると、それらの成分の過剰摂取となる場合がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しいもの」は…、
正解:4
1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。
2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。
3問:医薬品毒性試験法ガイドライン・・・「難」。
4問:医薬品の基準・・・「ふつう」。
5問:健康食品・・・「ふつう」。
6問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。
7問:医薬品の副作用2・・・「ふつう」。
8問:アレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。
9問:医薬品の適正使用・・・「ふつう」。
10問:医薬品や食品の相互作用・・・「ふつう」。
11問:適正使用 事例問題・・・「ふつう」。
12問:小児等・・・「ふつう」。
13問:高齢者・・・「ふつう」。
14問:プラセボ効果・・・「ふつう」。
15問:医薬品の品質・・・「ふつう」。
16問:一般用医薬品定義・・・「ふつう」。
17問:セルフメディケーション・・・「ふつう」。
18問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。
19問:一般用医薬品の役割・・・「ふつう」。
20問:副作用の訴訟・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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