57問‐福岡県 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、濫用医薬品についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。

57問‐濫用医薬品

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:ア

 副作用の「間質性肺炎」といえば、「小柴胡湯」となります。

 もう片方の「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」は、「脳出血」などの副作用症例があったため、「使用上の注意」の改定が行なわれた医薬品で、併せて、「プソイドエフェドリン塩酸塩」への切り替えが指示されたものです。

 よって、選択肢の「ア」は、「小柴胡湯」が入ります。

解説:イ

 問題文には、「死亡を含む重篤な転帰」うんぬんとありますから、重大な方の「緊急安全性情報」となります。

 よって、選択肢の「イ」は、「緊急安全性情報」が入ります。

解説:ウ

 「間質性肺炎」は、先の「小柴胡湯」のほか、「一般用かぜ薬」でも発生しています。

 もう片方の「アンプル入りかぜ薬」は、「ショック」が副作用に生じました。

 よって、選択肢の「ウ」は、「一般用かぜ薬」が入ります。

答え

 「ア」は「小柴胡湯」です。

 「イ」は「緊急安全性情報」です。

 「ウ」は「一般用かぜ薬」です。

 「正しい組み合わせ」は、「3」と相なります。

 正解:3

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適正使用

 41問:適正使用情報・・・「ふつう」。

 42問:添付文書1・・・「ふつう」。

 43問:添付文書2・・・「ふつう」。

 44問:添付文書3・・・「ふつう」。

 45問:添付文書4・・・「ふつう」。

 46問:記載事項・・・「ふつう」。

 47問:保管等・・・「ふつう」。

 48問:製品表示・・・「ふつう」。

 49問:使用期限・・・「ふつう」。

 50問:救済制度・・・「ふつう」。

 51問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。

 52問:総合機構HP・・・「ふつう」。

 53問:使用しないこと・・・「ふつう」。

 54問:報告制度・・・「ふつう」。

 55問:情報収集等・・・「ふつう」。

 56問:救済制度一般・・・「ふつう」。

 57問:安全対策・・・「ふつう」。取れる問題。

 58問:啓発活動・・・「ふつう」。

 59問:してはいけないこと・・・「やや難」。

 60問:服用しないこと・・・「ふつう」。

H29 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H29 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

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こまごましたもの

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