登録販売者 北海道 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第18問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度(2024年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「消化器系の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

北海道 午後第18問‐消化器系の副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「消化性潰瘍になると、消化管出血に伴って、 一般に糞 便が赤くなる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「赤くなる」のところです。

 正しくは、「黒くなる」です。

 副作用の色関係、押えておきましょう。意外に出ます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「消化性潰瘍は自覚症状が乏しい場合もあり、貧血症状(動悸 や息切れ等)の検査時 や突然の吐血・下血によって発見されることもある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 選択肢の言うように、消化性潰瘍は、自覚症状の乏しいときがあるので、要注意です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、他の「自覚症状の乏しい」副作用に、「軽度の肝機能障害」もあります。併せて、押えておきましょう。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられ、腹部膨満感 を伴う著しい便秘等の症状が現れることがある」ですが、正しい記述です。

 いわゆる「イレウス様症状(腸閉塞様症状)」の副作用の記述です。

 押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「イレウス様症状が悪化しても症状自体は消化器系に留まり、全身症状に至ることはない」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「全身症状に至ることはない」のところです。

 「イレウス様症状(腸閉塞様症状)」ですが、「腹痛などの症状の ために水分や食物の摂取が抑制され、嘔 吐がない場合でも脱水状態となることがある。」

 「悪化 すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈したり、腸内細菌の異常増殖によ って全身状態の衰弱が急激に進行する可能性がある」となっています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:小腸

 午後2問:消化器系

 午後3問:消化器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:血液の成分

 午後6問:内臓器官

 午後7問:腎臓

 午後8問:泌尿器系

 午後9問:目

 午後10問:目2

 午後11問:感覚器

 午後12問:薬の消化管吸収

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形

 午後15問:一般用医薬品の副作用

 午後16問:ショック(アナフィラキシー)

 午後17問:偽アルドステロン症

 午後18問:消化器系の副作用

 午後19問:呼吸器系の副作用

 午後20問:感覚器系の副作用

令和6年度 北海道 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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