登録販売者広島県過去問＋解説令和6年度（2024年度）第14問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「基本知識」の「プラセボ効果（偽薬効果）」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

広島県第14問‐プラセボ効果（偽薬効果）

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「医薬品を使用したとき、結果的又は偶発的に薬理作用によらない作用を生じることをプラセボ効果という。」ですが、正しい記述です。

　「プラセボ効果」の正しい記述です。

　キーワードの「結果的又は偶発的」と「薬理作用によらない作用」は、ガチ暗記です。

　当該論点は、「穴埋め」問題でも出るので、注意してください。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

　選択肢bの「プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあり、その効果を目的として医薬品を使用するべきである。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「その効果を目的として医薬品を使用するべきである」のところです。

　プラセボ効果ですが、あまりに不確実なので、プラセボ効果狙いの医薬品摂取は不適当となっています。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、選択肢前半の「客観的に測定可能な変化として現れることもある」は、正しい記述です。

　たとえば、偽薬でも、熱が下がったりします。

選択肢c

　選択肢cの「プラセボ効果は、条件付けによる生体反応のみが関与して生じると考えられている。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「条件付けによる生体反応のみが関与して生じると考えられている」のところです。

　手引きには…、

　「プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待（暗示効果）や、」

　「条件付けによる生体反応、」

　「時間経過による自然発生的な変化（自然緩解など）等が関与して生じると考えられている。」

　…とあります。

　本問は、「のみ」となってるので、誤っています。ほかにもありますね。

　また、そもそも、「のみ」とあるので、この点で、あやしいなーと判断できるかと思います。

　参考：「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

　選択肢dの「プラセボ効果によってもたらされる反応や変化には、不都合なもの（副作用）もある」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。

　「プラセボ効果」には、副作用もあるので、狙ってはダメってな次第です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　「正しい組み合わせ」は…、

　正解：3

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

基本知識

令和6年度広島県

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　・主な医薬品とその作用（午後：第1～第40問）

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　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

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