本問は、「医薬品」の「鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
数字の「乗物酔い防止薬に3歳未満の乳幼児向けの製品はない」は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、肝臓での代謝が遅いため、抗ヒスタミン成分等と比 べて作用の持続時間は長い」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「肝臓での代謝が遅いため、抗ヒスタミン成分等と比 べて作用の持続時間は長い」のところです。
逆です。正しくは、「肝臓で“速やかに”代謝されてしまうため、抗ヒスタミン成分等と比べて作用の“持続時間は短い”」です。
「抗コリン成分」の「スコポラミン臭化水素酸塩」の手番論点なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長 い。」ですが、正しい記述です。
「抗ヒスタミン成分」の「メクリジン塩酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用が現れるのが遅く持続時間が長 く、これも専ら乗物酔い防止薬に配合されている。」
…とあります。
メクリジン塩酸塩は、「遅く、長い」です。
先のスコポラミン臭化水素酸塩と混同しやすいので、意識的に整理して押えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「ジフェニドール塩酸塩は、排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人では、その 症状を悪化させるおそれがある。」ですが、正しい記述です。
「抗めまい成分」の「ジフェニドール塩酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「副作用として、抗ヒスタミン成分や抗コリン成分と同様な頭痛、排尿 困難、眠気、散瞳による異常な眩 しさ、口渇のほか、浮動感や不安定感が現れることがある。」
「排尿困難の症状がある人や緑内障の診断を受けた人では、その症状を悪化させるおそれがあ り、使用する前にその適否につき、治療を行っている医師又は処方薬の調剤を行った薬剤師 に相談がなされることが望ましい。」
…とあります。
副作用は、すべて押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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