令和4年度(2022年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「適正使用」の「医薬品副作用被害救済制度」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「日本薬局方に収載されている医薬品は全て救済制度の対象となる。」ですが、誤った記述です。
精製水、ワセリン等は、日本薬局方に収載されていますが、救済制度の対象外です。
まあ、本問は、「全て」という文言があるので、この点でも、判断できるかと思います。
参考:「すべて」と「のみ」と「必ず」のある選択肢に注意する‐登録販売者
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「給付費のうち医療費については、医療費の支給の対象となる費用の支払いが行われ たときから10年以内に請求を行わなければならない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「10年以内」のところです。
正しくは、「5年以内」です。
数字は、常に狙われています。「適正使用の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「健康被害の程度が入院治療を必要とする程度であっても、やむをえず自宅療養を行 った場合については、医薬品副作用被害救済制度の救済対象とならない。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「必ずしも入院治療が行われた場合に限らず、入院治療が必要と認められる 場合であって、やむをえず自宅療養を行った場合も含まれる。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「給付請求は、健康被害を受けた本人又は家族が行うことができる」ですが、正しい記述です。
請求権者は、本人または家族です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
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