本問は、「適正使用」の「相談すること‐排尿困難」についての問題です。「相談すること」の問題ですが、「人体」で勉強した知識で解答することになります。選択肢aのジプロフィリンは、本当によく出るので、ガチで押えておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aは、「ジフェニドール塩酸塩」となります。
括弧の後ろには、「尿閉」や「排尿困難」とあるので、抗コリン成分あたりを探せばいいことになります。
しかし、選択肢には、抗コリン成分が見当たりません。
よって、消去法で考えます。
「ジプロフィリン」ですが、これは、「てんかん」と「甲状腺機能障害、甲状腺機能亢進」が「相談すること」となっています。
よって、「ジプロフィリン」が消去されることになり、「ジフェニドール塩酸塩」を選ぶことになります。
当該ジフェニドール塩酸塩ですが、これは、「抗めまい成分」です。
選択肢bは、「弛緩」となります。
括弧の後ろには、「尿の貯留を来すおそれ」とあり、言うなれば、「おしっこをする」の逆を考えればいいことになります。
「排尿」のメカニズムは、「膀胱の出口にある“膀胱括約筋”が“緩む”と、同時に膀胱壁の“排尿筋”が“収縮”し、尿が尿道へと押し出される」です。
「膀胱括約筋→緩む。排尿筋→収縮」の逆は、「膀胱括約筋→収縮。排尿筋→緩む」です。
選択肢bは、排尿筋なので、「緩む」意味の「弛緩」が妥当となります。
選択肢cは、「収縮」となります。
選択肢cは、括約筋なので、「膀胱括約筋→収縮」です。
選択肢dは、「マオウ」となります。
「カンゾウ」と言えば、「偽アルドステロン症」ですね。
よって、「カンゾウ」がダメと相なり、消去法から「マオウ」となります。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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