本問は、「適正使用」の「独立行政法人医薬品医療機器総合機構」についての問題です。小難しい選択肢が1つあり、これが、最終解答にも影響するので、やや難しい問題です。復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢aの「総合機構のホームページでは、添付文書情報のほか、医薬品等の製品回収に関する情報や 患者向医薬品ガイド等の情報が掲載されている。」ですが、正しい記述です。
総合機構ホームページに掲載されるのは…、
「○ 厚生労働省が製造販売業者等に指示した緊急安全性情報、「使用上の注意」の改訂情報」
「○ 製造販売業者等や医療機関等から報告された、医薬品による副作用が疑われる症例情報」
「○ 医薬品の承認情報」
「○ 医薬品等の製品回収に関する情報」
「○ 一般用医薬品・要指導医薬品の添付文書情報」
「○ 患者向医薬品ガイド」
「○ その他、厚生労働省が医薬品等の安全性について発表した資料」
…となっています。
ガチ暗記は無用ですが、他県でもそこそこ出題されているので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「医薬品副作用被害救済制度において、健康被害を受けた本人(又は家族)の給付請求を受 けて、その健康被害が医薬品の副作用によるものかどうかなど、医学的薬学的判断を要する 事項について総合機構が審議し、給付の判定を行っている。」ですが、誤った記述です。
医学的薬学的判断を要する事項については、「薬事・食品衛生審議会」が審議し…、
んで、給付判定は、「厚生労働大臣」が行います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「総合機構は、医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)を行っており、こ のサービスは誰でも利用可能である。」ですが、正しい記述です。
総合機構のPMDAは、誰でも利用可能です。
よって、選択肢は、「正」となります。
ちなみに、厚生労働省の発行する「医薬品・医療機器等安全性情報」は、医薬関係者がその対象です。
整理して憶えましょう。
選択肢dの「総合機構は、医薬品副作用被害救済制度の相談窓口を設けている。」ですが、正しい記述です。
小難しい選択肢です。
手引きには…、
「医薬品の販売等に従事する専門家においては、」
「健康被害を受けた購入者等に対して救済制度があることや、」
「救済事業を運営する総合機構の相談窓口等を紹介し、相談を促すなどの対応が期待され、」
「そのためには、救済給付の範囲や給付の種類等に関する一定の知識が必要となる」
…とあります。
上記記述には、「総合機構の相談窓口等を紹介」とあるので、総合機構に相談窓口が存在することがわかります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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