午後第37問‐愛知県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「濫用等のおそれのあるもの」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第37問‐濫用等のおそれのあるもの

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品」ですが、要は、暗記問題です。

 濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品は…、

 エフェドリン

 コデイン(鎮咳去痰薬に限る。)

 ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る。)

 ブロモバレリル尿素

 プソイドエフェドリン

 メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、内用液剤に限る。)

 …となっています。

 ブログの「濫用等のおそれのある医薬品の憶え方」も、一読願います。

解答

 上記リストから、「b ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る。)」と「d ブロモバレリル尿素」が答えとなります。

補足

 最近では、登録販売者試験も難化するところが多いです。

 上記のリストですが、括弧書きのところまで、突っ込む県も出てきました。

 括弧書きのある成分は…、

 コデイン(鎮咳去痰薬に限る。)

 ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る。)

 メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、内用液剤に限る。)

 …なわけですが、当該括弧書きの中身まで問われています。

 たとえば、「ジヒドロコデイン(“かぜ薬”)」などと問われるわけです。

 鎮咳去痰薬のジヒドロコデインが、「濫用等」の規制対象です。

 キッチリと、“鎮咳去痰薬”まで、押えておきましょう。

答え

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

法規

 午後21問:医薬品医療機器等法第1条

 午後22問:登録販売者

 午後23問:日本薬局方

 午後24問:一般用医薬品・要指導医薬品

 午後25問:化粧品

 午後26問:保健機能食品等

 午後27問:薬局

 午後28問:容器被包記載事項

 午後29問:毒薬

 午後30問:一般用医薬品のリスク区分

 午後31問:配置販売業

 午後32問:リスク区分に応じた情報提供

 午後33問:薬局の陳列方法

 午後34問:掲示板掲示事項

 午後35問:特定販売

 午後36問:医薬品の広告規制

 午後37問:濫用等のおそれのあるもの

 午後38問:医薬品の広告

 午後39問:化粧品の効能効果の範囲

 午後40問:栄養機能表示

令和4年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和4年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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