アミノ安息香酸エチルは、「歯や口中に用いる薬」の「歯痛薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「局所麻酔成分」
「齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目 的として、」
「アミノ安息香酸エチル、ジブカイン塩酸塩、テーカイン等の局所麻酔成分が用い られる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「アミノ安息香酸エチル」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯痛薬」に登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】メディケア デンタルクリーム T 4g 」などがあります。
当該成分は、ときおり試験に顔を見せます。優先順位は「高い」です。
アミノ安息香酸エチルは…、
① アミノ安息香酸エチルは、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「アミノ安息香酸エチルは、齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断して痛みを鎮めることを目的として用いられる」ですが、正しい記述です。
基本問題です。
選択肢の説明は、「局所麻酔成分」です。
「アミノ安息香酸エチル」は、「局所麻酔成分」なので正しいです。
歯・口中薬での出題は、こうした基本問題がせいぜいかと思われます。
よって、①は、「○」となります。
歯痛薬の論点ではありませんが、「アミノ安息香酸エチル」の固有論点に「6歳未満への使用を避ける」があります。
アミノ安息香酸エチルは、「メトヘモグロビン脳症」を起こすおそれがあるためです。副作用がらみはほぼ出るので、併せて憶えておきましょう。
なお、当方は、「“アミノ”安息香酸“エチル”」の最初と最後がカタカナで、それぞれ3文字・3文字なので「合わせて6文字」で「“6”歳未満」の数字を憶えました。
個人的には、悪くない語呂だと思いますが、まあ、くだらないです。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】メディケア デンタルクリーム T 4g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「歯痛薬」の他の成分へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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