木クレオソート‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 木クレオソートですが、令和4年度の手引き改正により、歯や口中に用いる薬の「殺菌消毒成分」から削除されています。令和4年度の手引き改正により、削除されています。もう、試験には出ませんが、以下の記事は、アーカイブとして保存しております。木クレオソートは、「歯や口中に用いる薬」の「歯痛薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

重要‐削除されています。

 令和4年度の手引き改正により、当該成分は、歯や口中に用いる薬の「殺菌消毒成分」から削除されています。

 よって、歯や口中に用いる薬には出ないので、憶えないようにしてください!

 以下は、記録的・アーカイブ的なものとして、参考にしてください。

傾向と優先順位

 ご存じのように、「木クレオソート」は、「歯や口中に用いる薬」の「歯痛薬」に登場します。

 当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。

 当該市販薬事情を受けてか、試験にはあまり出ません。出ても、基本的な出題に留まっています。優先順位は「ふつう」です。

 なお、「木クレオソート」は「もく・くれおそーと」で、これは、生薬です。正露丸等の医薬品に配合されています。

 似た名前のものに「石炭クレオソート(クレオソート油)」があります。これは、危険物(乙種4類の第3石油類)で、発がん性があり有毒です。

 両者は、その性質からして、恋人と配偶者ほど異なる、まったくの別物なので、社会常識として、区別して憶えておきましょう。

過去問○×問題

 木クレオソートは…、

 ① 木クレオソートは、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

例題解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「木クレオソートは、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑える」ですが、そのとおりです。

 木クレオソートは、ごぞんじのように、「殺菌消毒成分」です。

 よって、①は、「○」となります。

試験ポイント

 基本の「成分名‐名称」だけ押さえておけばいいのですが、「木クレオソート」には、「殺菌消毒」のほか、「局所麻酔」の作用があります。

 当該「木クレオソート‐局所麻酔もある」の論点は、「腸の薬」の「整腸剤」でよく出るので、合わせて押えておきましょう。

他のページ

 「歯痛薬」の他の成分へのリンクです。

 アミノ安息香酸エチル

 ジブカイン塩酸塩

 テーカイン

 メントール

 カンフル

 ハッカ油

 ユーカリ油

 フェノール

 歯科用フェノールカンフル

 木クレオソート

 オイゲノール

 セチルピリジニウム塩化物

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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