9問‐東京都 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「小児等」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

9問‐小児等

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品の使用上の注意において、おおよその目安として、乳児とは1歳未満、幼児とは7歳未満、小児とは15歳未満のことを言う」ですが、正しい記述です。

 憶え方あります。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」を参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい」ですが、誤った記述です。

 「逆」で、「脳に達しやすい」です。

 選択肢のように「脳に達しにくい」なら、小児の医薬品服用を、“注意しなくてもよい”ことになってしまいます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い」ですが、誤った記述です。

 これも、「逆」です。

 小児は、「腸が“長く”、吸収率が“高い”」です。

 ここも実によく出るので、ガチ暗記です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:3

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価・・・「ふつう」。

 3問:医薬品のリスク評価2・・・「ふつう」。

 4問:健康食品・・・「ふつう」。

 5問:医薬品の副作用 ・・・「ふつう」。

 6問:免疫とアレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。

 7問:医薬品の使用・・・「ふつう」。

 8問:医薬品と食品との飲み合わせ・・・「ふつう」。

 9問:小児等・・・「ふつう」。

 10問:高齢者・・・「ふつう」。

 11問:妊婦等・・・「ふつう」。

 12問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 13問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 14問:販売時情報提供・・・「ふつう」。

 15問:購入者確認事項・・・「ふつう」。

 16問:販売時コミュニケーション・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド及びサリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン及びスモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)及びCJD訴訟・・・「ふつう」。

R2 東京都 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 東京都 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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