グリチルレチン酸は、「歯や口中に用いる薬」の「口内炎用薬」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「抗炎症成分」
「口腔粘膜の炎症を和らげることを目的として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等の抗炎症成分が用いられる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「グリチルレチン酸」は、「歯や口中に用いる薬」の「口内炎用薬」に登場します。
市販薬には、「【第3類医薬品】口内炎パッチ大正A 10パッチ 」などがあります。
当該成分は、他の薬で頻出のためか、口内炎用薬では、ほとんど出ません。優先順位は「低い」です。
ところで、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「適正使用」の「医薬品的な問題」にも、よくよく問われます。
「使用(服用)しない」等の論点については、「かぜ薬 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム」の方でまとめているので、そちらを参考にしてください。
グリチルレチン酸は…、
① グリチルレチン酸 ---- 組織修復成分
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「グリチルレチン酸 ---- 組織修復成分」ですが、一目で誤りとわかります。
グリチルレチン酸は、「抗炎症成分」です。
組織修復成分は、「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」です。
よって、①は、「×」となります。
基本の「成分名‐名称」さえ押えておけば、十分です。
なお、当該成分は、「ステロイド性抗炎症成分」なので、含有量を問わず、「長期連用」を避けます。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第3類医薬品】口内炎パッチ大正A 10パッチ 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「口内炎用薬」の他の成分へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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