第2種電気工事士(2電工):筆記試験の最悪の勉強方法

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 2電工の筆記試験の、最悪な勉強方法。基本的に、何の実力もつかないのでダメですが、時間がない人、どうしても合格しないといけない人は、参考までに。筆記は問題の使い回しが多いので、「過去問まる憶え」と「憶えやすいとこだけ」で、そこそこしのげます。繰り返しますが、非推奨です。

筆記試験の最悪な勉強方法

 以下に述べるのは、第2種電気工事士(2電工)の筆記試験の、最悪の勉強方法です。ホントに時間のないときだけ、参考にしてください。

 要は、「電気理論」「配線理論」「配線設計」「電気工事」などの、苦手科目や難しい科目は、「過去問の選択肢と答えだけを憶える」「細かいのは捨てて憶えやすいところだけ憶える」で凌ぐ、という寸法です。

過去問まる憶えー定番選択肢と答えだけ

 たとえば、です。「電気工事」に「D種接地工事の省略」という項目があります。

 以下の場合に、D種接地工事は省略できるのですが…

 ①機械器具は、対地電圧が150V以下で、乾燥した場所。

 ②低圧用機械器具を、乾燥した木製の床など、絶縁性の物の上で取り扱うように施設した場合。

 ③水気のある場所以外の場所で、低圧用電気器具に電気用品安全法の適用を受ける漏電遮断機を施設する場合。

 …云々かんぬんという感じで、合計⑥まで、D種接地工事の省略ケースが、テキストや過去問では、長々と述べられるはずです。

 さて、最悪の勉強ですが、上記の①~⑥は後回しにして、「コンクリートは省略できない」とだけ憶えます。

 というのも、接地工事省略の問題では、「コンクリートの上に機械器具を施設した。→省略できる?」というのが最頻出の『選択肢』だからです。

 先の長々とした6つの基準を憶えなくても、「コンクリートは省略できない」とだけ憶えておけば、同じ問題が出た際に、“1点拾える”という塩梅です。

 このように、「過去問の答えと選択肢」だけを“棒暗記”して、頭に入れていきます。

 2電工の筆記は、定番の出題が多いので、“どうしてこれが正解になるのか、よくわからなくても”、確実に「2~3点」を拾えます。

憶えやすいものだけ

 2つ目・3つ目の、悪手の例です。

 たとえば、です。

 「場所ごとに施工できる工事の種類」という項目があります。いろいろな決まり事があって、すべてを憶えるには時間がかかります。

 ですから、時間がないときは、簡単に憶えられる「ケーブル工事はどこでもできる」と「金属は乾燥・点検」だけを記憶して、他は捨てます。

 「特殊な場所での工事」でも同様に、「金属管工事はどこでもできる」しか憶えません。

 要は、全部捨てるのではなく、こまごまとしたのは捨てて、憶えやすいものを1つか2つだけ憶える、という塩梅です。

 無理に手を広げてあいまいに憶えるより、憶えやすいものだけを、正確に頭に入れておくと、選択肢を確実に1つ潰せるので、3分の2で1点が取れる計算となり、点数の底上げが可能になります。

 時間がないなら、『全部捨てるのではなく、憶えやすいところのみ憶える』で、凌いでください。

 上述した「過去問まる憶え」と組み合わせると、威力は増します。

 「過去問では、テキストのここしか問われていない→そこだけ!」ってな寸法です。

最悪の勉強のまとめ

 釘を刺しておきますが、こういう最悪の試験勉強のやり方は、「緊急避難的」であって、すごく「もろい」ことを、忘れないでください。

 上述した勉強は、応用がまったく効かないので、試験傾向が少し変わるだけで、途端に問題が解けなくなります。

 また、テキストの内容は、電気工事の実務上の基礎・基本であったりするので、キッチリ知っていないと、いざ仕事に就いたときに恥をかくのは言うまでもありません。

 しかし、試験に落ちちゃったら、元も子もないので、「リスク」を踏まえたうえで、「過去問まる憶えー過去問の選択肢と答えだけ憶える」と「憶えやすいところだけ憶える」という、悪手で凌いでみてください。数点は確実に稼げるはずです。

 (わたしは、追込み時に、この種の勉強をやっちゃいました。)

 なお、(ああ、あの時、しっかり勉強しておけばよかった…)という後悔は、実によくあります。

 最悪の勉強で凌いだら、後でゆっくり、テキストを読み込んでおきましょう。今後、上級資格を受けないとは限らないのですから。

第2種電気工事士のこまごましたもの

 第2種電気工事士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「第2種電気工事士:ブログ記事」をばご参考ください。

みんなとシェアする