本問は、「適正使用」の「添付文書2」の問題です。選択肢のうち2つは、基本的な問題なのですが、残り2つがこれまでにない出題なので、手を焼きます。復習して、解けるようにはなっておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
選択肢1の「効能又は効果は、「適応症」として記載されている場合もある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「効能又は効果(一般用検査薬では「使用目的」)一般の生活者が自ら判断できる症状、用途等が示されている。」
「なお、「適応症」として記載されている場合もある。」
…とあります。
あまり出ない論点ですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「添加物として配合されている成分については、現在のところ、製薬企業界の自主申し 合わせに基づいて、添付文書及び外箱への記載がなされており、「香料」「pH 調整剤」「等張化剤」のように用途名で記載されているものもある。」ですが、正しい記述です。
「添加物」の「注記」からの出題です。
手引きには…、
「添加物として配合されている成分については、現在のところ、製薬企業界の自主申し合わせに基づいて、添付文書及び 外箱への記載がなされている。」
「「香料」「pH 調整剤」「等張化剤」のように用途名で記載されているものもある。」
「また、商取引上の機密にあたる添加物については、「その他n成分」(nは記載から除いた添加物の成分数)として記載している場合もある」
…とあります。
添付文書の問題もネタ切れなのか、他県でも、この注記からの出題がありました。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「一般用検査薬では、その検査結果のみで確定診断はできないので、判定が陽性であれ ば速やかに医師の診断を受ける旨が記載されている。」ですが、正しい記述です。
「一般用検査薬」の正しい記述です。
「医薬品」でも学んだように、「一般用検査薬」は、確定診断をするものではなく、受診につなげるものです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「有効成分の名称が記載されていれば、その分量は省略されることがある。」ですが、誤った記述です。
小難しい選択肢です。
「成分及び分量(一般用検査薬では「キットの内容及び成分・分量」)」からの出題です。
手引きには…、
「有効成分の名称(略)及び分量が記載されている。」
…としか記載されていません。
分量を省略できる規定はないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
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