本問は、「基本知識」の「医薬品の選択」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「セルフメディケーションの考え方では、医療用医薬品が主体的に用いられるため、一 般用医薬品が使用されることはない。」ですが、誤った記述です。
医療用医薬品は、お医者さんが使うものです。
一般用医薬品は、ふつうの人々が使うものです。
セルフメディケーションの主体は、一般用医薬品です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「医薬品の販売等に従事する専門家は、症状が重いとき(例えば、高熱や激しい腹痛がある場合等)でも、まず、一般用医薬品を使用して症状の改善を図るよう勧めるべきである。」ですが、誤った記述です。
選択肢の場合は、典型的な「受診勧奨」のケースです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「一般用医薬品で対処可能な範囲は、医薬品を使用する人によって変わる。」ですが、正しい記述です。
手引きには、「例えば、乳幼児や妊婦等では、通常の成人の場合に比べ、その範囲は限られてくることにも留意される必要がある。」とあります。
よって、たとえば、同じ「便秘」でも、ふつうの人なら薬で対処可能でも、妊婦等の方は飲まない方がよい、といったことがあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする